【40代からのキャリア】戦略DX時代を生き抜く!AI活用で未来を切り拓く

目次

ベテランエンジニアが諦めるキャリアの分岐点


私自身も約25年間、自動車設計の現場で働いてきました。この25年間は3D CADの普及やデジタルデータの活用に置いて、開発プロセスも大きく様変わりしてきた25年間だと思います。プリンターで部品表をアウトプットしていた時代が懐かしいです(笑) 携帯電話もない時代に、どうやって会議招集していたのか?と考えてしまいます。
ただ、この25年間でデジタルツールを使うようになったとは言え、開発業務が効率化されているのか?生産性が向上したのか?と問われても、とてもそうとは思えません。かえってやる事が増えているとすら感じます。
ただ、恐らくこれからは、人材減少等の背景からDX化やAI活用が加速度的に進んでいくと思います。
ベテランエンジニアとして、これからのDXやAI時代に対応する為に、これまでの経験を活かし、新しいデジタルツールを効果的な導入に向け、現状課題とあるべき姿をどの様につなぐべきか?を提案していく事こそが求められていると思います。
まだまだキャリアは続きます。私たちが先輩エンジニアから教わったように、今までの経験を次世代のエンジニアに伝え、新しモノ造りの世界を創造しましょう!

こんな悩みを抱えていませんか?

  • 「AIとDXの話はよく聞くが、具体的に何が嬉しいのかわからない…」
  • 「自分の経験が今後の仕事で役に立つのか不安…」
  • 「若手に色々と教えても、積極性や責任感を感じず仕事を任せきれない」
  • 「転職すべきか、このまま会社に残るべきかを悩んでいる…」

しかし、ベテランエンジニアにとって今は「キャリアを変革する最大のチャンス」です!
転職だけが選択肢ではありません。
自社での提案力を高め、AI活用の知識を身につけることで、40代エンジニアの市場価値は大きく向上します。

この記事では、「転職」だけは頼らず、「自社での提案力強化」「AIスキルの習得」「市場価値の向上」を軸に、今後のキャリア戦略を考察していきます。


1. 40代、50代エンジニアに求められる新しい役割


DX化の進歩により、エンジニアに求められるスキルや役割が大きく変わっています。プラスαの力が求められます。

以前求められたスキルこれから求められるスキル
開発プロセスの熟知と先回りDX化による部署間情報共有と連携
相手に伝わる資料まとめAI・データの活用
他部署、仕入先との交渉力チームを考える提案力
経験からの過去実績の記憶新しい技術への適応能力

つまり、単なる「技術者」ではなく、
プロセス改善の提案ができるエンジニア」が価値を持つ時代になっています。


2. 自社でキャリアアップするための3つの戦略

転職を考える前に、まずは「今の会社で活躍する道」を見据えるのが重要です。そのため
に必要なのは、「提案力を高める」「AI活用の知識を持つ」「周囲を巻き込む力をつける」ことだと考えます。

DX×プロセス改善で提案力をつける

昨今、「DX」と言う言葉が蔓延していますが、「DX」の本質を抑えたデジタルデータの活用には至っていないと感じています。ワープロがエクセルに変わった様にツールが変わっただけでは、真のDXとは言えないと思います。
私は「DXの本質」は「改善の循環」だと考えています。開発の上流からお客様の困りごとまでの情報が共有されて次の開発に生かされる循環こそが「DXの本質」であると思います。その本質を見据えた上で「業務のやり方を変える提案ができる」ことがベテランエンジニアにとっての強みになります。
例えば、以下のような提案ができると、社内での評価が上がり、キャリアアップにつながるのではないでしょうか?

設計・製造の効率化提案

  • 設計ノウハウをCADでの自動設計に活用し、設計時間短縮
  • RPA(Robotic Process Automation)を導入し、ルーチン業務を削減

AI・データ活用の提案

  • 過去の工場や市場での不具合をAIに反映させ、設計チェックを行う
  • 経験値からくる実験結果の傾向性をAIに反映させ不具合を予測し、やり直しコストを削減
  • 実は業務上、最も時間がかかっている「検索」作業を簡素化させる

業務プロセスの改善提案

  • 情報を一元化し、部署間、仕入先間の情報共有をする
  • 開発フェーズ移行期のチェック機能を自動化する

▶ 具体的なアクションプラン

  1. 自社の業務で「無駄な作業」「自動化できそうな業務」を洗い出す
  2. AIやDXツールを活用した改善案を考える
  3. 小規模なプロジェクトで実施し、結果を報告する
  4. 成果が出たら、経営層に提案し、さらに大きなプロジェクトへ発展させる

AIに触れることで、新たなキャリアの可能性を広げる

AIを「難しそう」「結局何がうれしいの?」と敬遠していませんか? しかし
エンジニアとしてのキャリアを長く続けるためには、AIツールを使いこなせるようになることが必須です。

🔹とりあえず試してみようAIツール
 ✅ ChatGPT:文章作成や情報整理に活用
 ✅ Power Automate(RPA):定型業務を自動化
 ✅ Gamma:プレゼン資料の自動生成

これらのツールを少しずつ使い始めることで、「AIを活用できるエンジニア」としての強みを持つことができます。
何か自分の業務に活用できないか?と考える事が重要だと思います。


3. 転職を考える場合のポイント

社内でのキャリアアップが難しい場合、もし転職という選択肢を検討することが重要です。
なお、転職する場合も「技術力」だけではなく、「プロセス改善」「AI活用」などの着眼点持っていることが大きな強みになります。

🔹転職先選び方

  • DX・AI導入に積極的な企業を選ぶ
  • プロセス改善やRPA導入を進めている会社を探す
  • 外資系・スタートアップなど、チャレンジできる環境に挑戦する
  • コンサルタント

🔹転職成功のポイント

  • 現在のスキルを整理し、強みを明確にする
  • AI活用やプロセス改善の経験をアピールできるようにする
  • 転職サイト・エージェントを活用し、情報を呼びかける

まとめ:40代エンジニアがこれからのキャリアを築くために

転職だけが選択肢ではない!まずは自社内での提案力を高める
DX・AIを活用し、業務改善に貢献できるスキルを磨く
市場価値を高め、将来的に選べるキャリアの幅を広げる

40代からのキャリアは、自分次第で大きく変えられる!今だからこそ、行動を起こしましょう。

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